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夏の三木会

20日は三木会でした。

久しぶりの方、初めての方、レギュラーの方、みなさん始まる前も終わったあとも和気藹々。
今日のテーマは「裁判」。西理事長に分かりやすく裁判のリアルを解説いただきながら知っておいた方が良い裁判所の利用方法や裁判に臨むことになっても慌てない心構えについて教えていただきました。

日本ではすこし身構えてしまいがちなテーマですが、訴訟社会のアメリカなどでは問題やトラブルについて解決するために裁判所が話し合いの場として割と気軽に利用されるということです。アメリカ社会は社会通念や概念も相違する多民族が共存するために「法」が機能することが重要、よって裁判という方法が利用され易く、身近で慣れたものになっているのではないかということのようです。

実践的知識としては「支払督促」の手続きについてのお話がたいへん興味深い内容で盛り上がりました。西理事長貴重なお話をありがとうございました。

本人訴訟のオーソリティ西岡理事は「改めて解説いただくことで手続きや訴状作成していた時のことを思い出しました。裁判を起こすのも起こされるのも望まないですが、知識として備えておくことは大事だと思います。今日教えていただいたことは繰り返しおさらいしていきたいと思います。」

6月度三木会でした

三木会でした。
今回は3部構成
①ほっかほっか亭大阪総本部から江川課長にお越しいただき、外・中・内食事業の今と今後の展望、そしてほっかほっか亭の新たなチャレンジについてご講和をいただきました。「高い志と変革を恐れないチャレンジ精神にはとても刺激を受けました。」「われわれにも新たな挑戦をお手伝いできることがあるかもしれないです。」と参加者からの声。江川課長のプレゼンスキルにも関心が寄せられていました。
②三木会から生まれたKTスキルパッケージの活動報告。定期借家制度を軸に安心して住宅確保要配慮者に貸家を提供可能なスキルパッケージとサポート。各所で好評を得て具現化されてきつつある現状と課題、そして今後の展開について確認。積極的な意見交換ができたと思います。
また、定期借地権では事業用のサポートや定借マンションデベロッパー会員へのサポートサービスで好評を得ていることもあわせて報告がありました。
③六甲ウィメンズハウスにおける西岡理事の活動紹介。神戸市内でシングルマザーや住宅確保要配慮者の女性を救済し自立をサポートするNPOが運営する集合賃貸住宅。この物件の賃貸借契約について当機構西岡理事がアドバイザーとして短期間の定期借家制度の利用で施設全体の安全性や快適性あるいは施設としての目的の本質を守るスキームが紹介されました。来年のオープンに向けて着々進行されています。
本日は京阪神だけでなく和歌山県や三重県からもご参加をいただきました。ありがたいことです。当機構の積極的取組みに高評価のお言葉もいただき、前理事長故塩見宙先生についての懐かしい思い出話にも花が咲きたいへん楽しい回になりました。
思いおこせば、三木会を始めようとした時に「勉強会!やりなはれ!大いに結構なこと!やりなはれ!」と塩見先生に大きな声で励ましていただいたことがあったから続けてこれたと思っています。今もどこかできっと見てくれていらっしゃる、そんな気がしてなりません。

2023年度第1回研修会でした。

2023年度第1回研修会でした。

第一部は弁護士の宮崎裕二先生による「不動産取引における人の死の告知の範囲」
第二部は株式会社ビレッジガルテン代表取締役小林孝明社長による「KTスキルパッケージ」についての講話でした。

聴講の皆様からは「事故物件事例や判例を考察して自身はどのように関わるべきかを考える良いきっかけになりました。」「スキルパッケージについてお聞きしながら、『あ、あの空き家の所有者にもう一度会いに行こう』と考えてました。」「さすが近畿定借機構という内容。聴きにくる価値あり!」と嬉しいお言葉をいただきました。

講話時間の予定を超えても質問が止まりません。話す側、聴く側に熱意がある研修会。自画自賛ですがなかなかないと思います。今後も価値ある研修会企画に努めてまいります。