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平成26年度 第1回研修会レポート

花子です。

昨日は平成26年度の第1回研修会でした。

会場は大盛況、用意した110席すべてに聴講のお客様が座っていらっしゃいました。

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今回の講師お二方、そして講演テーマへの関心の高さが熱気となって会場を包んでいたように感じました。

第1部 ご登壇いただいたのは株式会社タイコーハウジングコア羽柴仁九郎営業部長です。

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定期借地権を利用し提供する商品の個性をより突き抜けたものにできる面白さやそれが居住者のかけがえのないライフスタイルになっていくお話、そして建物重視型、まち重視型の顧客志向によって案内するモデルハウスを2つ用意しておくと時間をかけずに効果的説明が可能になるなど、最前線にいらっしゃるからこその貴重なお話だったと思います。それにしても面白いのは定借だから売れるのではなく、定借だから思い切った企画が可能であり、だから選択されるものになっていくということですね。実績の2つのビレッタ、そして次のビレッタはすべてそれぞれの個性を備えていたんですね。改めて実に深いです、定借。

第2部 吉村鑑定税理士事務所 税理士・不動産鑑定士〔元国税統括調査官〕の吉村一成先生にご登壇いただきました。

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吉村先生

テーマは「相続税対策で知っておきたい土地評価の基本~同じ路線価なのに評価額が変わってくる宅地評価の減額手法~」。なんとも興味深いタイトルで、聴講の皆様も前のめりな感じでメモを取り、時折大きく頷いていらっしゃいました。対象者が大きく増加する相続税。いくつかよくある勘違いのポイントがピックアップされていましたが「アパートなどを建てる場合、借り入れをするから課税額が下がるわけではないのです。建物建築代金として支払い、その建物が支払った金額より低い評価額になるから下がるのです。」という部分、私はまんまと勘違いしていて思わずご説明聞き入ってしまいました。とても実務的でわかりやすい解説でしたね。

研修会後の交流会もたくさんの方にご参加いただき大盛況でした。すこしお酒も入ってより熱く定借談義に花が咲き、たくさんの談笑がそこここから聞こえてきていました。

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今回は機構会員以外の方にもたくさんのご聴講申し込みを賜りまして予約数が早くに定員をオーバー。当時にお申し込みのないキャンセル席を探してのお客様もいらしたため会場整理に若干時間を要してしまいました。申し訳ございません。次回からは改善策を一考しよりスムーズな会の運営に努力していきたいと思います。次回第2回研修会は9月の予定です。皆様よろしくお願い申し上げます。