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大阪府不動産コンサルティング協会フォーラム2014

こんにちわ、花子です。めっきり涼しくなってきました。

先日の17日、大阪府不動産コンサルティング協会のフォーラム2014にうかがってきました。

大阪産業創造館の5階6階に設けられた会場は熱気でムンムン。基調講演と4会場計16講演が開催されるとても大きなイベントで今年は協会の20周年の祝賀会もあり、全国からとても大勢の参加者で賑わっていました。

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当機構からも分科講演講師として小林孝明理事(シティサイエンス㈱取締役副社長)が登壇されていました。「定期借地権住宅は安くない」というまったく新しい切り口で解説される講演に、多くの方々が関心をお寄せのようでした。祝賀会でも「近畿圏の定借は先駆している」「とてもユニークなビジネスプランであり商品だ」「もう定借の住宅はなくなったと思っていた」などと全国からプロが集結するイベントだけに非常に反響は大きかったようです。

閉会が惜しまれるほど本当に盛り上がった大成功のイベントでした。大阪府不動産コンサルティング協会様おめでとうございます。花子も今後ますますのご発展を祈念いたします。それからいつまでも当機構と良い協力関係にいてください。よろしくお願いいたします。

第2回研修会・上級アドバイザー資格認定講座

花子です。

お久しぶりの更新でございます。
皆様お盆休みはゆっくりと過ごせましたか?
残暑まだすこしの間、厳しいと思われますが対策して健康に乗り切りましょうね。

またこの期間に大雨による災害に遭われました方々にはお見舞いを申し上げます。
厳しい状況と思われますが、美しい互助精神のある国日本でございます。
皆様が一日も早い平常と笑顔を取り戻されますようお祈りしております。

さて、お待たせしていました平成26年度第2回研修会と上級定借アドバイザー資格認定講座の要綱が発表されましたのでご紹介します。

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↑クリックしてください。拡大します。

ホームページからのお申込みも可能ですよ。
近畿定借機構ホームページ「研修会・講座について」

今回の研修会(9月26日)は人気の宮崎裕二弁護士がご登壇いただけるほか、相談会(定借のことならなんでも!定借のこと以外の不動産の事も!)も併設されています。わたしもこの際聞いておきたいことは全部聞いておこうかと思っています。

上級定借アドバイザー資格認定講座は、定借アドバイザーの認定を既に受けていらっしゃる方対象で年に1回のチャンスです。是非この機会に実務レベルのノウハウを身につけて、資格取得してください。

上記にありますようにすでに申込受付は始まっております。前回もそうでしたが研修会につきましては定員オーバーも予想されますので、皆様ご注意の上、お早めにお申し込みをいただきますようお願いいたします。

定期借地権が本気で考えられる時代到来

こんにちわ太郎です。

これまで定期借地権の住宅については「定着・普及が難しい。」と言われてきましたが、短いサイクルで見た場合には「定期借地権を利用しないことには日本の住宅事情は変わらない。今一度定期借地権制度を見直し利用を検討しなければならない。」と言われ続けているのも確かです。これまでの住宅における定期借地権の用いられ方というのは、語弊を恐れずに申し上げるならば、売れない分譲地の窮地打開策がその多くであったからではないでしょうか。

しかしながらここ数年“市町村”や“県”といった自治体から定期借地権住宅はその注目を集めており、住宅事情のより良い変革のために利用すべきひとつの選択肢として研究がなされ始めたのではないかと思われる“本気の”動きが数多く見られるようになってきました。県や市が定期借地権を利用した良質な住宅を提供する試みもいくつか実現となっています。

今日ここでご紹介する一例は静岡県の住宅政策の一部です。「住んでよし 訪れてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」の“ふじのくにづくり”を掲げて取り組まれている県の政策のなかで、住宅政策というものの比重は高く、現在、『家・庭一体の住まいづくり』として、広くゆとりある住まいづくりを推奨されています。その中で政策の実現にとても期待されているのが定期借地権を利用してのまちづくりです。生活空間を倍増しようとするにあたり研究を重ねた結果行き着いた答えの一つであるということです。

静岡県公式ホームページ「家・庭一体の住まいづくり」

IENIWA GUIDE

協議に協議を重ねて、昨年『家・庭一体の住まいづくり』はガイドブック(手引書)が完成され、今年には県内外のオーソリティのアドバイザー派遣制度(県内で事業検討されている業者さんにオーソリティを県がアドバイザーとして派遣)が実施されているということです。なんと当機構の理事、シティサイエンス㈱小林孝明取締役副社長も定期借地権事業のアドバイザーとして登録されていらっしゃるそうです。

これまではあまり具体的利用の論議がなされずにいた定期借地権住宅ですが、自治体等がリーダーシップをもって、具体かつ積極的に取り組んで推奨され始めた感のある近年、時代性も相まってどんどん普及していくことも考えられますね。楽しみな取り組みが続いていますので大いに期待したいと思います。