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6月度三木会でした

三木会でした。
今回は3部構成
①ほっかほっか亭大阪総本部から江川課長にお越しいただき、外・中・内食事業の今と今後の展望、そしてほっかほっか亭の新たなチャレンジについてご講和をいただきました。「高い志と変革を恐れないチャレンジ精神にはとても刺激を受けました。」「われわれにも新たな挑戦をお手伝いできることがあるかもしれないです。」と参加者からの声。江川課長のプレゼンスキルにも関心が寄せられていました。
②三木会から生まれたKTスキルパッケージの活動報告。定期借家制度を軸に安心して住宅確保要配慮者に貸家を提供可能なスキルパッケージとサポート。各所で好評を得て具現化されてきつつある現状と課題、そして今後の展開について確認。積極的な意見交換ができたと思います。
また、定期借地権では事業用のサポートや定借マンションデベロッパー会員へのサポートサービスで好評を得ていることもあわせて報告がありました。
③六甲ウィメンズハウスにおける西岡理事の活動紹介。神戸市内でシングルマザーや住宅確保要配慮者の女性を救済し自立をサポートするNPOが運営する集合賃貸住宅。この物件の賃貸借契約について当機構西岡理事がアドバイザーとして短期間の定期借家制度の利用で施設全体の安全性や快適性あるいは施設としての目的の本質を守るスキームが紹介されました。来年のオープンに向けて着々進行されています。
本日は京阪神だけでなく和歌山県や三重県からもご参加をいただきました。ありがたいことです。当機構の積極的取組みに高評価のお言葉もいただき、前理事長故塩見宙先生についての懐かしい思い出話にも花が咲きたいへん楽しい回になりました。
思いおこせば、三木会を始めようとした時に「勉強会!やりなはれ!大いに結構なこと!やりなはれ!」と塩見先生に大きな声で励ましていただいたことがあったから続けてこれたと思っています。今もどこかできっと見てくれていらっしゃる、そんな気がしてなりません。

2023年度第1回研修会 5/12開催決定

コロナ禍によって約3年間研修会開催がなかった機構ですが、今年の1月より研修会を再開させてまいりました。
そして新年度最初の研修会の案内をお知らせすることができることに大きな喜びを感じます。
弁護士の宮崎裕二先生による第1部はたいへん興味深い「不動産取引における人の死の告知の範囲」というもの。一昨年国土交通省より「残置物の処理等に関するモデル契約条項」が示されて話題にのぼることが多くなった賃貸物件における借家人の孤独死など事例を絡めて最前線の実態をわかり易く解説いただきます。
第2部は当機構事務局長、株式会社ビレッジガルテンの小林社長による「KTスキルパッケージ」についての解説です。高齢単身者など大家が賃貸契約に不安を抱いて対象から外してしまいがちな需要家。しかし定期借家制度の利用を軸にいくつかのスキル(知識とその組み合わせ利用)を持てば不安解消、当事者すべてがWinWinに。
「KTスキルパッケージ」は近畿定借機構の毎月開催の勉強会「三木会」から生まれたスキルの組み合わせであり、住宅確保要配慮者の救済だけでなく空き家問題解決にも貢献が期待される画期的な取り組みです。ぜひこの機会にご聴講ください。

同志集結

今月の三木会は東京からゲストをお迎えしての開催でした。
ザ・ハウス(株)の矢野社長に同社の提供されるサービス「ひとり暮らし安心プラス」をご紹介いただきました。
ひとり暮らしの高齢者の見守りと体調不良の兆候把握、さらには万一の死後に問題となる賃貸借契約の解約と残置物処置までを解決してくださるサービスです。
開始からまだ1年ですが、まるでKTスキルパッケージの強力な片腕にも思える素晴らしいサービスです。
西理事長より「東京に同じ志を持つ、まさに同志を得た喜び」とのお言葉があり、皆が正にその通りだと感じたのでした。
共に成長し、高め合うパートナーとの出会いであったと思います。矢野社長様、ザ・ハウスのスタッフ皆様、どうか末永くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。