Category Archives: 三木会

2月度三木会

本日は三木会でした。テーマは「一時使用賃貸借契約」。使用目的を明らかにして比較的短期間の賃貸借による利用する契約ですが、土地や建物といった不動産にもよく利用されるかと思われます。例えばイベント会場を開催者が借りたり、自宅をリフォーム中の仮住居などが多いですね。建物の賃貸借なら借地借家法第26条から第39条の摘要をうけない契約として所有者がリスクを大きく負わずして手続きも簡易にできる契約だと思います。ただ確実に明け渡して退去してもらえる契約としてはやはり定期借家制度に勝るものはなし。知識不足、経験不足な従事者は定期借家は煩雑さがネックだと言いますが、契約時に定期借家である説明と期間満了となる1年前から6か月前ね間に契約終了の通知をするだけのことを煩雑というのは怠け者が過ぎると当機構は考えます。なんと言っても大切な所有財産のことですからね。より確実に返してもらえる契約として定期借家制度は改めて有効だと思えた会になりました。
これからも「明日誰かに話したくなる知識やニュースを共有する」勉強会としてテーマを選んでいくことに努めます。ご期待いただき、お気軽にご参加賜れますと幸甚にございます。

18日は三木会でした

三木会、今月も盛況でした。生成AIの現状と今後の展望、利用するにあたって留意すること…。中身の濃い内容でした。機構のテーマソングがすぐに幾つもできるのには「すごい、すごい」と笑ってしまいましたが人の能力を凌駕していくであろう近未来予測には参加者みなさん一抹の不安を覚えていらっしゃいました。
ご講和いただきました(株)メディウム本田社長様、とても興味深いお話をありがとうございました。目まぐるしく変化するテクノロジーとその利用、ルールの議論より先に動き出した新しいチカラについてはまたすこし先にお話をぜひお聴きしたいというリクエストもございました。ぜひよろしくお願いいたします。

11月度三木会


11月の三木会でした。
今回のテーマは居住用区分所有マンションの相続税・贈与税評価額の変更と区分所有法改正について。
ニュースとしてはなかなか報道されませんが区分所有法改正は空き家問題、老朽化マンション問題に関する、そして今後のマンション市況に影響のある大きな変化です。
根にある問題を解消せずに問題の先送りかつ他力本願の施策にも見えもしますが、短期的にどこまでの効果が出るのでしょうか。
子や孫の代に苦労を押し付けないためにも定借マンションの有効性をもっと知っていただきたいと思う今日この頃です。