本日は三木会でした。テーマは「一時使用賃貸借契約」。使用目的を明らかにして比較的短期間の賃貸借による利用する契約ですが、土地や建物といった不動産にもよく利用されるかと思われます。例えばイベント会場を開催者が借りたり、自宅をリフォーム中の仮住居などが多いですね。建物の賃貸借なら借地借家法第26条から第39条の摘要をうけない契約として所有者がリスクを大きく負わずして手続きも簡易にできる契約だと思います。ただ確実に明け渡して退去してもらえる契約としてはやはり定期借家制度に勝るものはなし。知識不足、経験不足な従事者は定期借家は煩雑さがネックだと言いますが、契約時に定期借家である説明と期間満了となる1年前から6か月前ね間に契約終了の通知をするだけのことを煩雑というのは怠け者が過ぎると当機構は考えます。なんと言っても大切な所有財産のことですからね。より確実に返してもらえる契約として定期借家制度は改めて有効だと思えた会になりました。
これからも「明日誰かに話したくなる知識やニュースを共有する」勉強会としてテーマを選んでいくことに努めます。ご期待いただき、お気軽にご参加賜れますと幸甚にございます。
18日は三木会でした
三木会、今月も盛況でした。生成AIの現状と今後の展望、利用するにあたって留意すること…。中身の濃い内容でした。機構のテーマソングがすぐに幾つもできるのには「すごい、すごい」と笑ってしまいましたが人の能力を凌駕していくであろう近未来予測には参加者みなさん一抹の不安を覚えていらっしゃいました。
ご講和いただきました(株)メディウム本田社長様、とても興味深いお話をありがとうございました。目まぐるしく変化するテクノロジーとその利用、ルールの議論より先に動き出した新しいチカラについてはまたすこし先にお話をぜひお聴きしたいというリクエストもございました。ぜひよろしくお願いいたします。
令和5年度第2回研修会
23日午後、令和5年度の第二回研修会「令和6年度税制改正について」が開催されました。登壇講師は税理士であり当機構特別顧問のお二人、今仲清先生と坪多晶子先生。
大阪市内は今年一番の冷え込みでしたが、人気講師の登壇に満員の会場内は外が寒いことすら忘れてしまう熱気でした。さて、春からの新年度はどんな改正に気をつけなければならないのでしょうか。
ポイントを押さえながらのご講話が店舗よく続きましたが、一番の盛り上がりはタワマン課税のお話。一棟売りマンションの判例がもとになってなぜか区分所有のタワーマンションに飛び火したのですね…。いつもながら先生方の博識さと話術に圧倒されました。